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今年読んだ本1-3 [日常]

今年は国民読書年。100冊読めるかな。
まだ3冊。

1.ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー(訳:野崎孝)
2.疾走(下)/重松清
3.笑わない数学者/森博嗣

以下、少々のネタばれ含むごく簡単な感想。


1.ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー
→訳本ってムツカシイな。。。
 あとがきを読むと訳者の苦労が垣間見えますが、
 外国語から日本語の表現・話し言葉としたものが理解しにくいなあ、と。
 単純に読解力がないんですな、私。
 何度か読んでみると、あーそうだったのか、という深みはありそうです。

2.疾走(下)/重松清
→片田舎が開発でかわってゆくにつれて、
 崩壊してゆく家庭の次男の話。
 もちろん(上)も読みましたが、第3者視点から、主人公を「おまえ」と呼ぶのが
 孤独感を浮き彫りにするような形なのでしょうか。
 少年が家庭内暴力からいじめ、殺人に至るまでの様子を(上)(下)のほぼ9割を占めるので
 全般が暗くて重いストーリーとなっています。
 ところが、最後の数ページにひどくやられてしまった。久しぶりに号泣です。

3.笑わない数学者/森博嗣
→S&M(犀川助教授&西之園萌絵)シリーズ3作目。
 全編を通じた大きな謎である〝消えたオリオン像〟は
 星座のことがわからなくても、勘がよければ解答はピンとくるんじゃないかなと思う。
 人物関係の真相が中盤~後半に明らかになるにつれて、
 事件背景の様相が深く掘り下げられるのはいいなあと思うけど、
 若干、後だしジャンケンぽくないかな、とも感じてしまいました。
 改めて、1作目の〝すべてはFになる〟が傑作なんだなとも感じました。
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